10 生前贈与と贈与税

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1 相続って何なの? 2 相続手続きの流れ 3 誰が相続人?そして、相続分は? 4 遺産分割手続について
5 相続放棄と限定承認 6 寄与分・特別受益とは 7 遺留分・遺留分減殺請求 8 相続による名義変更手続き
A 不動産 B 預貯金 C 自動車
9 相続税について 10 生前贈与と贈与税 11 相続廃除について 12 相続欠格について
13 死因贈与とは?



<生前贈与とは?>

 生前贈与とは、相続税対策の一環として、その人の生前に相続予定者等に資産を贈与する
ことです。

 資産が多く、多額の相続税が見込まれる場合に、1年間の贈与の基礎控除額である110万
円を、毎年贈与を繰り返すと、相続開始時(その人が亡くなった時)までに一定の遺産の移転
が完了し、相続税を減らす効果が生まれるということです。

 たとえば、これを10年間続ければ、1100万円の資産が無税で相続人に移転します。
相続人が3人いれば、3300万円が非課税になるということです。

 ただし、相続税については、5000万円×法定相続人数という基礎控除や、配偶者税額軽
減などの措置が取られているために、多額の遺産がない場合は発生しません。
 生前贈与が税制上の効果を生むケースは、ごく少ないと言えるでしょう。

<贈与税とは?>

 贈与税は、そもそも相続税額の軽減防止のために設けられた税金です。
つまり、もし贈与税がなければ、本来相続によって課税される財産を、生前に贈与することに
より、相続税を免がれることが可能になってしまうからです。
 そういう理由で、贈与税は、相続税より税率は大きく設定されています。
 詳しくは、国税庁HPへ。

 なお、平成15年1月1日以後に財産の贈与を受けた人は、一定の要件に該当する場合には、
相続時精算課税を選択することができます。以下を参照のこと。
相続時精算課税について


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